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そんなこんなで6月です。

雨って二人の距離が縮まる感じがして好きです。二次元では。
三次元じゃ濡れるし動きにくくなるしで嫌いです。
そんな雨に対する二人の気持ち?をアナザーストーリー的な感じにまとめてみました。
お待たせしてすいません。
それでは本文は続きよりどうぞ。
雨って二人の距離が縮まる感じがして好きです。二次元では。
三次元じゃ濡れるし動きにくくなるしで嫌いです。
そんな雨に対する二人の気持ち?をアナザーストーリー的な感じにまとめてみました。
お待たせしてすいません。
それでは本文は続きよりどうぞ。
d-side
雨は好きだ。
いつもの街が、世界が表情を変える。
とてつもなくでかい世界がこの日だけは小さい鳥小屋のように感じられる。
そんな日は 傘を片手にふらっと外へ出たくなる。
・・・そうだ。
『間に合うかな。』

ロマーリオたちは心配するが 大丈夫だって。
すれ違う人たちはみんな帰路を急いで他人に見向きもしないさ。

『たしか、この辺りだったよな。』

この一帯は彼が教えてくれた。
通りに沿って鮮やかな紫陽花が咲く。
雨に濡れそぼって色彩をなくした街とは真逆に、
降りしきる雨の中、美しく咲く誇る

『見つけた。』

なんだか想い人と似てるな、なんて思っていたら、たどり着いた。
雨の中、傘もささずに佇んでいた彼は『遅かったね。』と俺の差してきた傘の中に入り込む。
大人と子供といえど1つの傘に納まると身体がくっついて彼の濡れた衣服が腕に触れる。
そのうち、布越しに彼の体温が伝わってくる。

さ、一緒に帰ろうぜ。
――君に伝えたかった想いは言葉じゃなくて、愛しいと思うこの温もり。
いつでもそばにいるよ、
小さな手を握り心の中でつぶやいた。
――――――――――――――――――――――――――
K-side
雨は嫌い。
町全体が静まりかえって、普段騒がしい不良たちもどこへ姿を潜めたか見かけなくなる。
風紀を乱されなくていいとは思うが
『つまらないな。』

こうも静かだと風紀の乱れもなにもないな。

暇つぶしに、並中近くの小道へと足を運んでみた。なんとなくだけど。

通り一面に紫陽花の花が咲き誇るこの通りだが、知っている人は少なく人通りも少ない。

『つまらないな・・・。』
以前見たときはもっと綺麗だったような気がするが、とさほど色味を感じない紫陽花に、そういえばあの時はあの人もいっしょだったな、と思い出す。
『ばかばかしい。』
梅雨時期で蒸すとはいえ、雨で濡れた身体に少し寒気を感じ帰路に着こうと立ち上がる。
『見つけた。』
みんな同じ顔に見える紫陽花に飽き、帰宅しようと歩き出したところに背後から聞きなれた声がする。
見つけた。
向けられた嬉しそうな満面の笑み。
その瞬間、白黒に近かった世界に色があふれ出したように感じられた。
『遅かったね。』

待たせてごめんな。
そう申し訳なさそうに僕のほほに触れる彼。
君の手の平から、伝わる 何か。
さ、一緒に帰ろうぜ。
『なあ恭弥~vもっとこっち寄れって、はみ出て濡れちまうだろ?』
『あなたくっつきすぎ。心配ならあなたがもっとはじにいきなよ。』

僕たちが帰宅するころには雨もすっかりあがっていて、空には虹がかかっていた。
―――気まぐれな空はまるで僕らのようで。
雨の跡には輝きだした二人の世界がきらめいて。
降りしきる雨は季節の終わりを告げる。
本格的な夏が始まる頃、この人はイタリアへ帰る。
だから、今日くらいは、もう少し このまま。
※アメあと歌詞より一部お借りしました。
fin.
雨は好きだ。
いつもの街が、世界が表情を変える。
とてつもなくでかい世界がこの日だけは小さい鳥小屋のように感じられる。
そんな日は 傘を片手にふらっと外へ出たくなる。
・・・そうだ。
『間に合うかな。』
ロマーリオたちは心配するが 大丈夫だって。
すれ違う人たちはみんな帰路を急いで他人に見向きもしないさ。
『たしか、この辺りだったよな。』
この一帯は彼が教えてくれた。
通りに沿って鮮やかな紫陽花が咲く。
雨に濡れそぼって色彩をなくした街とは真逆に、
降りしきる雨の中、美しく咲く誇る
『見つけた。』
なんだか想い人と似てるな、なんて思っていたら、たどり着いた。
雨の中、傘もささずに佇んでいた彼は『遅かったね。』と俺の差してきた傘の中に入り込む。
大人と子供といえど1つの傘に納まると身体がくっついて彼の濡れた衣服が腕に触れる。
そのうち、布越しに彼の体温が伝わってくる。
さ、一緒に帰ろうぜ。
――君に伝えたかった想いは言葉じゃなくて、愛しいと思うこの温もり。
いつでもそばにいるよ、
小さな手を握り心の中でつぶやいた。
――――――――――――――――――――――――――
K-side
雨は嫌い。
町全体が静まりかえって、普段騒がしい不良たちもどこへ姿を潜めたか見かけなくなる。
風紀を乱されなくていいとは思うが
『つまらないな。』
こうも静かだと風紀の乱れもなにもないな。
暇つぶしに、並中近くの小道へと足を運んでみた。なんとなくだけど。
通り一面に紫陽花の花が咲き誇るこの通りだが、知っている人は少なく人通りも少ない。
『つまらないな・・・。』
以前見たときはもっと綺麗だったような気がするが、とさほど色味を感じない紫陽花に、そういえばあの時はあの人もいっしょだったな、と思い出す。
『ばかばかしい。』
梅雨時期で蒸すとはいえ、雨で濡れた身体に少し寒気を感じ帰路に着こうと立ち上がる。
『見つけた。』
みんな同じ顔に見える紫陽花に飽き、帰宅しようと歩き出したところに背後から聞きなれた声がする。
向けられた嬉しそうな満面の笑み。
その瞬間、白黒に近かった世界に色があふれ出したように感じられた。
『遅かったね。』
待たせてごめんな。
そう申し訳なさそうに僕のほほに触れる彼。
君の手の平から、伝わる 何か。
さ、一緒に帰ろうぜ。
『なあ恭弥~vもっとこっち寄れって、はみ出て濡れちまうだろ?』
『あなたくっつきすぎ。心配ならあなたがもっとはじにいきなよ。』
僕たちが帰宅するころには雨もすっかりあがっていて、空には虹がかかっていた。
―――気まぐれな空はまるで僕らのようで。
雨の跡には輝きだした二人の世界がきらめいて。
降りしきる雨は季節の終わりを告げる。
本格的な夏が始まる頃、この人はイタリアへ帰る。
だから、今日くらいは、もう少し このまま。
※アメあと歌詞より一部お借りしました。
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**Blog内でのコス写真**
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でお送りしますvvv
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